広野町議選は11月10日告示、20日投開票
緊急時避難準備区域に指定されている広野町の選挙管理委員会は13日までに、震災の影響で延期されていた町議選(定数12)の投開票日を県議選と同じ11月20日に、告示日を特例改正法で同10日に前倒しすることを決めた。町選管は、遠方に避難する有権者への通知や不在者投票用紙の送付、返信期間などを考慮した。
県議選の告示日と合わせることで、期日前投票者が一度に投票を済ませられるようにしたことも前倒しの理由。選管の事務局運営は、千葉市選管から職員の派遣を受けて対応する。
町選管は最大の課題に、有権者の所在調査を挙げており、今月下旬から各世帯に確認票を送付、電話調査なども行い、有権者の把握に努めるとしている。投票当日は、投票所を同町役場といわき市の同町役場湯本支所の2カ所で開設。
期日前投票は町役場と同支所で受け付けるほか、同市の中央台、常磐、四倉各地区に建てられた応急仮設住宅集会所で2日ずつ持ち回りで行う。
(2011年9月14日 福島民友ニュース)
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