県議選、10日告示 88人が立候補を予定
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受け、4月の統一地方選の実施から延期された第17回県議選は、10日告示される。同日午前8時30分から県内19選挙区で立候補の届け出を受け付ける。9日までに現職44、元職4、新人40の計88人が立候補を予定、喜多方市・耶麻郡などの5選挙区で午後5時の届け出締め切りと同時に合わせて7人の無投票当選が決定する見通し。残る双葉郡など14選挙区で、20日の投開票に向けた実戦に入る見通し。
今回の県議選は、震災により甚大な被害を受けた県土の復旧・復興や放射性物質の除染への取り組み、環太平洋連携協定(TPP)への対応などが焦点となるが、佐藤雄平知事の県政運営をめぐる党派間の議席争いも激しくなる見通し。
2町長、5町村議選も
県議選と同日選で大熊、浪江の両町長選と広野、川内、大熊、双葉、葛尾の5町村議選も10日告示される。投開票は20日。5町村議選はいずれも定数を上回る立候補が見込まれ、実戦入りする見通し。20日はこのほか、13日告示の相馬市議選、15日告示の川俣、新地両町議選の投開票日となる。
(2011年11月10日 福島民友ニュース)
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