県選管は９日、南相馬市や富岡町など９市町村選管が県議選などに投票する有権者の利便性に考慮し、期日前投票を含め投票所への巡回バスなどを運行すると発表した。
　県選管によると、投票所が遠かったり、場所が限られているなどを理由に、従来運行する二本松市、会津美里町など３市町村に加え、東日本大震災や東京電力福島第１原発事故により仮設住宅に多くの有権者が避難する相双地域の６市町村が新たに運行する。
　相馬市＝１４〜１９日（仮設住宅と期日前投票所）２０日（仮設住宅と各投票所）▽二本松市＝２０日（安達、東和地域）▽南相馬市＝２０日（鹿島区内仮設住宅と仮設住宅入居者の投票所）▽会津美里町＝２０日（遠隔地７地区と投票所）▽富岡町＝１１、１２日（三春町仮設住宅と三春町役場）１１、１２、１４、１６、１８、１９日（郡山市の仮設住宅とビッグパレットふくしま）▽大熊町＝２０日（会津若松市の仮設住宅と投票所）▽浪江町＝１９、２０日（二本松、本宮、福島市の各仮設住宅と最寄りの投票所）▽葛尾村＝１１〜２０日（仮設住宅と投票所）▽新地町＝２０日（遠隔地２地区と投票所）
（２０１１年１１月１０日　福島民友ニュース）