無投票での６選を果たし万歳する小桧山さん（左から２人目）ら

　１０日告示の県議選で、喜多方市・耶麻郡（定数３）と本宮市・安達郡（定数１）、東白川郡（同）、大沼郡（同）、相馬市・新地町（同）の５選挙区は定数を超える立候補の届け出がなく計７人が無投票当選した。すべて現職で、党派別では自民４人、民主３人。大沼郡選挙区は前回に続いて、選挙区見直しで合区された喜多方市・耶麻郡選挙区は旧選挙区時代を含めて４回連続の無投票。前回県議選の無投票当選は９選挙区１２人だった。

　【喜多方市・耶麻郡、大沼郡】１０日告示の県議選で、会津は喜多方市・耶麻郡と大沼郡で無投票となり、４人が当選した。当選したのはいずれも現職で喜多方市・耶麻郡が小桧山善継さん（６４）と瓜生信一郎さん（６２）、遠藤忠一さん（６３）、大沼郡が杉山純一さん（５４）。４人とも早々と当選を決め、支持者と共に喜びを分かち合った。

　【本宮市・安達郡】本宮市・安達郡で無投票当選を果たした佐藤政隆さん（５８）は、妻イミ子さんや関係者らと万歳三唱。２期目に向け「今まで以上に地域の声を大切にして頑張っていきたい」と誓った。

　【東白川郡】東白川郡選挙区で、無投票で２期目の当選を決めた立原龍一さん（５９）は、午後６時３０分に遊説を終えて棚倉町の事務所に戻ると支持者から拍手で迎えられた。

　【相馬市・新地町】相馬市・新地町選挙区は１０日、無投票で斎藤勝利さん（６７）が相馬市選挙区から４期連続の当選。斎藤さんは、今回から選挙区に組み入れられた同町を遊説中に当選の一報を受け、新たな支援者たちと喜びを分かち合った。

（２０１１年１１月１１日　福島民友ニュース）