異例ずくめ最後まで 県議選、首長・議員選
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で実施が延期されていた県議選と関係市町村の首長・議員選は19日、選挙戦最終日を迎え、候補者は最後の訴えを繰り広げた。手探りが続いた町村議選や都市部の県議選とは対照的に、被災選挙区の県議選候補者は多くの有権者が県内外に避難して広がった「選挙区」をこの日も駆け巡っては“復興の担い手”をアピール。仮設住宅を歩いて回った「一票を託して」とのお願いには、「任せた」と握り返す有権者もいて手応えを感じ、各陣営は異例ずくめの舌戦を締めくくった。
(2011年11月20日 福島民友ニュース)
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