自民県連、比例優遇を要請 5選挙区、党本部に公認申請
「12月4日公示−16日投開票」の衆院選で、自民党県連は19日、福島市で選対会議と総務会を開き、党本部に申請する本県5小選挙区の公認候補予定者を決定した。小選挙区支部長を優先する通例を踏襲し、注目の5区は元職坂本剛二氏(68)、1区は元職亀岡偉民氏(57)、2区は元職根本匠氏(61)、4区は新人菅家一郎氏(57)の各支部長を公認申請。支部長が空席だった3区は、同選挙区支部長・幹事長会議で推薦された新人菅野佐智子氏(59)の擁立を決定、公認申請した。
5区に立候補を表明している前職吉野正芳氏(64)=比例東北=の処遇については「従来より党本部に整理を依頼しているところであり、早急に党本部として決定することを願う」とする文言を添付、党本部に判断を求めた。
平出孝朗県連幹事長は同日、衆院選に関する県連の組織決定を踏まえ、党本部で石破茂党幹事長と会談、本県5小選挙区の公認申請届を提出した。会談では、吉野氏の処遇も視野に入れ比例名簿に本県関係候補を優遇する「復興枠」の設置を要請した。
(2012年11月20日 福島民友衆院選ニュース)
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