民主党県連、福島2区は山口氏擁立で調整
民主党県連の増子輝彦代表は19日、党分裂に伴い空白となっている福島2区の候補者に比例東北の前職山口和之氏(56)を擁立する方向で最終調整していることを明らかにした。しかし、山口氏は来夏の参院選比例代表候補に内定しており、調整は流動的な面を残している。
同日、福島市で開かれた県連の常任幹事会(常幹)で報告。同じく空白の1区には比例東北の前職渡部一夫氏(64)を擁立する方向で調整している。
増子氏は常幹後、記者会見し、山口氏の擁立について「参院選の公認内定者になっているので党本部と最後の詰めを行っている」と調整の進展状況を説明、「調整がクリアできれば、(山口氏に)出馬の意思はある」と述べた。一方、山口氏は福島民友新聞社の取材に対し「何かコメントできる状況ではない」としている。
(2012年11月20日 福島民友衆院選ニュース)
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