本県5区は見送り 自民・2次公認候補者
自民党は20日、衆院選の2次公認候補を発表、本県関係では、1〜4区について党県連が公認申請した立候補予定者を公認した。5区は県連が小選挙区支部長を優先する通例を踏襲、元職坂本剛二氏(68)を公認申請したが、5区からの立候補を表明した前職吉野正芳氏(64)との調整が付かず、見送られた。5区の公認候補は、党独自の世論調査の結果などを踏まえ、3次公認以降発表される見通し。
平出孝朗県連幹事長は19日、石破茂党幹事長と会談し、吉野氏の処遇も視野に入れて比例名簿に本県関係候補を優遇する「復興枠」設置を要請したが、2次公認では、県連の要請に対し、党本部が判断を示さなかった形。平出幹事長は「5区の公認候補の発表が見送られたのは党本部が熟慮している結果だと思う。もう一度、石破幹事長らと会い、党本部の意向を確認したい」と述べ、22日にも党幹部と再協議する考えを示した。
(2012年11月21日 福島民友衆院選ニュース)
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