民主、1区・大場氏に要請へ 2区・山口氏は出馬辞退
衆院選に向け、民主党本部と党県連は福島1区の候補者として、新人の元福島市議大場秀樹氏(43)を擁立する方向で調整に入ったことが21日、分かった。今週中にも正式に出馬を要請、意向を確認する。一方、福島2区に擁立を目指した比例東北前職の山口和之氏(56)は同日、出馬しない意思を固め、県連の増子輝彦代表に伝えた。
関係者によると、1区の候補者擁立に向け党本部と県連は衆院解散後、複数の政治経験者を中心に調整を進め、大場氏も対象となっていた。被災地の南相馬市出身という点も考慮したとみられる。
大場氏は駒大大学院修了。松下政経塾を経て福島市議を1期務めた。2007(平成19)年4月と昨年11月の県議選に2度出馬している。
一方、出馬を辞退した山口氏は、福島民友新聞社の取材に対し「来年の参院選比例代表に党公認候補として選ばれ、(参院選出馬に向けた)準備を進めていた経緯もあり、辞退する判断に至った」と語った。
(2012年11月22日 福島民友衆院選ニュース)
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