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渦中の2人“握手” 自民・5区公認候補決まらず
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必勝祈願祭で握手を交わす坂本氏(左)と吉野氏
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「候補者を早く決めてほしい。福島5区から自民党の衆院議員がいなくなっては困る」。同選挙区の党支部役員は24日、福島市で開かれた党県連支部長・幹事長会議の席上、居並ぶ県連幹部に切実な思いを訴えた。12月4日の衆院選公示まであと10日に迫る中、選挙の最前線は、公認候補が決まらない“異常事態”に焦りを募らせている。
会議に先立つ県連選挙対策本部開き。通常なら候補者が出席するはずの場だが、党本部が公認候補を示していない福島5区は、県連が公認申請した元職の坂本剛二氏(68)が選挙区支部長、同選挙区からの立候補を表明した比例東北前職の吉野正芳氏(64)は県衆院支部長の立場で臨んだ。
選対本部開き前の必勝祈願祭では、坂本、吉野両氏が握手を交わす場面も見られたが、地元では、支持者が公認を主張し合う“自民分裂”状態に陥っている。両氏を取り囲んだ報道陣に対し、坂本氏は「いずれ(公認が)出るだろうと信じている。淡々と前に進むだけだ」と語り、吉野氏も「被災地の声を届けるのが私の仕事。それができるのは小選挙区。準備している」と述べ、互いに一歩も譲らない姿勢が浮かぶ。
(2012年11月25日 福島民友衆院選ニュース)
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