「衆院選」16日に審判 県内選挙区、22候補が最後の訴え
第46回衆院選は16日投票が行われ、即日開票により民主党政権に有権者の審判が下る。震災後初の国政選挙として県内では5小選挙区に小選挙区制導入後最多の22人が立候補、復興や原発政策を焦点に舌戦を繰り広げてきた。最終日の15日は各候補者が師走の街で最後の訴えの声を振り絞る。投票は県内1311、県外1投票所で行われる。(敬称略)
1区は、自民元職亀岡偉民が公明の推薦を受けて支持を広げ、民主新人大場秀樹、未来前職石原洋三郎と激戦を展開。共産新人渡部チイ子も支持拡大を図る。
2区は、自民元職根本匠が自民、公明支持層を固め、維新新人緑川一徳、未来前職太田和美、民主新人斎藤康雄と都市部の票を奪い合う。共産新人の平善彦は党勢拡大に努める。
3区は、民主前職で外相の玄葉光一郎が社民、国民新の支持も得て地盤を固め、自民新人菅野佐智子は改革の支援を受けて激しく追う。共産新人小山田智枝は政策浸透を図る。
4区は、自民新人菅家一郎と参院からくら替えした維新新人小熊慎司が覇権争いを展開。共産新人原田俊広、社民新人小川右善は比例得票増もにらむ。
6人が立った5区は、民主前職の吉田泉、自民元職の坂本剛二が激戦。維新元職の宇佐美登、共産新人の吉田英策、みんな新人の菅本和雅、未来新人の松本喜一が支持拡大を図る。
比例東北ブロックでは、本県小選挙区に立候補した自民5人、民主4人、未来3人、維新3人、みんな1人、社民1人の計17人が重複立候補。単独では自民、公明、共産、改革、幸福実現の各1人、計5人が立候補。比例中国にも自民前職1人が単独立候補している。
(2012年12月15日 福島民友衆院選ニュース)
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