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投票率低下を懸念 14日現在、期日前は前回下回る
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仮設住宅の集会所で期日前投票をする有権者=15日午前、郡山市富田町
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第46回衆院選の投開票を16日に控え、県選管は投票率の低下を懸念している。投票者数が増加傾向にあった県内小選挙区の期日前投票は15日終了したが、14日までの投票者数が2009(平成21)年の前回選挙を1割程度下回っているためだ。多党化に伴う候補者増や争点が明確でないなどが影響しているとみている。県選管は国の方向性を決める大切な選挙として15日も有権者に棄権防止を呼び掛けた。
県選管が同日発表した14日現在の県内小選挙区の期日前投票中間状況によると、投票者数は17万6224人で、前回同期の91.9%にとどまる。期日前投票は最終日に投票者が増える傾向にあるが、前回最終日の投票者数が約6万人だったことなどから、投票者数は前回の25万2416人を下回る公算が大きい。県選管は「有権者は見極めているのではないか」と当日投票に期待するが「投票率が前回より下がることも想定される」としている。
14日までに投票を済ませた有権者の県内の全有権者に占める割合は10.8%。市部が12万9490人(約73%)、町村部4万6734人(約27%)。投票者の前回比較では、市部は南相馬市の1.12倍、町村部は飯舘村の3.01倍がそれぞれ最高の伸び。
双葉郡は、仮設住宅に投票所を開設するなど投票環境を整えた町村が多く、前回同期比18.6%増の1万1598人が投票した。投票者数は富岡町と葛尾村を除く6町村で前回を上回っている。
(2012年12月16日 福島民友衆院選ニュース)
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