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石原環境相が知事と会談 県、市町村と連携密に
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佐藤知事と握手を交わす石原環境相(左)=27日午後、県庁
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石原伸晃環境相・原子力防災担当相は27日、就任後初めて本県を訪れて県庁で佐藤雄平知事と会談し、除染で出た汚染土壌などを一時保管する中間貯蔵施設の設置や除染の加速化に向け、県や県内市町村と緊密に連携しながら取り組む姿勢を強調した。佐藤知事は原発事故の完全収束など復興に向けた4項目を要請した。
会談は冒頭のみ公開され、石原氏は「一日も早い県民の安全安心のため国を挙げて取り組む」と述べた。これに対し、佐藤知事は「(県民や市町村と)信頼関係を築き、県民になりきって原子力災害に当たってほしい」と求めた上で、〈1〉原発事故の完全収束〈2〉除染の加速化〈3〉下水汚泥など廃棄物処理の加速化〈4〉中間貯蔵施設に関し国の責任による地元への丁寧な対応―の4項目を要請した。
石原氏は会談後、報道陣に対し、中間貯蔵施設の設置に向けた現地調査について「住民の理解や信頼関係がなければ先には進めない」と述べ、年明けにも双葉郡の首長らと面会したいとの意向を示した。
(2012年12月28日 福島民友衆院選ニュース)
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