吉野氏が5区で出馬意向 衆院選、無所属に含み
安倍晋三首相が来週にも衆院解散を表明する見通しが強まっている中、福島5区から出馬意向を持つ自民党の吉野正芳衆院議員(比例中国)は14日、地元のいわき市で連合後援会役員会を開き、5区の党公認候補として立候補を目指す考えをあらためて後援会幹部に伝え、了承を受けた。役員会終了後、福島民友新聞社の取材に明らかにした。
ただ、党公認の前提となる5区支部長には坂本剛二衆院議員(福島5区)が就いており、党内調整が必要になる。吉野氏は、取材に対し党公認を目指すことを前提としながら「古里(5区)で名前を書いてもらう選挙をする」と話し、公認を得られない場合には無所属での立候補に含みを持たせた。
吉野、坂本両氏をめぐっては、2012(平成24)年の前回も公認調整が行われ、5区支部長の坂本氏が5区から立候補し、吉野氏は「原発事故災害復興枠」として比例中国に回った経緯がある。
(2014年11月15日 福島民友衆院選ニュース)
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