看板を掲げる県警捜査２課の課員

　１２月２日公示、１４日投開票で行われる衆院選を前に、県警本部と県内２２署は２２日、「衆院選違反取締本部」を設置した。県警本部では、捜査２課の入り口に課員が看板を掲げた。今後、取り締まりや警戒を本格化させる。
　同課によると、２２日現在、衆院選に関する警告はない。

　衆院選へ署長会議
　県警は２２日、県庁で衆院選に向けた署長会議を開き、名和振平本部長が「悪質な違反は徹底して取り締まり、選挙の公平を求める国民の期待に応えてほしい」と求めた。
　幹部や県内２２署長ら約１００人が出席。名和本部長は「不偏不党、厳正公平の立場で適正に捜査してほしい」と呼び掛けた。
　会議では、選挙運動、政治活動の自由の確保、適正捜査、要人警護などについて話し合った。
（２０１４年１１月２３日　福島民友衆院選ニュース）