入念に立候補届け出リハーサルを行う県選管職員ら＝１日午後、福島市

　２日の衆院選公示を前に県選管は１日、県内５会場で立候補届け出受け付けのリハーサルを行い、本番に備えて手続きを確認した。
　このうち福島１区の届け出会場は、急な解散・総選挙で県庁の会議室などが確保できず、福島市のサンパレス福島にした。県選管によると、民間施設の利用は異例。震災前に使っていた県庁東分庁舎は被災して取り壊すため、前回は県庁西庁舎講堂に移していた。
　職員３人が候補者の代理人役となり、公示当日の一連の手順を再現。参加者は、届け出順位を決めるくじ引きや関係書類の受け付けに臨んだ後、代理人役に「選挙の七つ道具」と呼ばれる街頭演説用標旗や運動員の腕章などを手渡し、手続きの流れを入念に確かめた。
　立候補届け出は２日午前８時３０分から午後５時まで受け付ける。１区以外の会場は、２区が県郡山合同庁舎本庁舎、３区は県白河合同庁舎、４区は県会津若松合同庁舎新館、５区は県いわき合同庁舎南分庁舎。
（２０１４年１２月２日　福島民友衆院選ニュース）