「衆院選」14日投票 復興政策の在り方など問う
第47回衆院選は14日、投票が行われ、即日開票される。震災、原発事故後2度目となる今選挙で県内では、前回2012(平成24)年の政権交代から2年間の安倍政権の復興政策の在り方などが問われた。県内五つの小選挙区に立候補した16候補は13日、それぞれ最後の訴えを展開し、12日間の選挙戦を締めくくった。県内選挙区では14日午後11時30分ごろ、大勢が判明する見通し。
本県復興が道半ばの状況を受け、前回の衆院選、昨年の参院選に続き、今回も公示初日から安倍晋三首相(自民党総裁)ら党首クラスが相次いで来県し、復興の加速や安倍首相の経済政策「アベノミクス」の成否を中心に訴えた。県内候補も同様に訴えを続けたが、多くの陣営が投票率の低下を予想するほど、有権者の反応は鈍く、選挙戦は盛り上がりを欠いた。
県内5選挙区に5党が候補者を擁立。自民が前職4人と新人の計5人を立て、党勢回復を目指す民主党が前職、新人各2人の計4人で対抗。維新の党は前職1人、共産党は新人5人、社民党も新人1人を立て党勢拡大を狙った。
(2014年12月14日 福島民友衆院選ニュース)
|