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第47回衆議院議員選挙
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県関係当選者が“喜びの声” 本県復興の加速など託す

 衆院選投開票から一夜明けた15日、県内選挙区と比例東北の県関係の当選者は喜びも冷めやらない中で朝を迎えた。当選を伝える新聞各紙や朝のニュースを見て、あらためて喜びを実感、本県復興の加速などを託された衆院議員としての責務の重さに身を引き締めた。

 【亀岡偉民さん・1区】3度目の当選を果たした亀岡偉民さん(59)=自民=は、福島市野田町の自宅で喜びの朝を迎えた。
 前夜は、当選確実の報道を受けてひっきりなしに寄せられる祝福の電話やメールに応じて明け方に就寝、睡眠時間は約3時間だが「厳しい戦いだった。本当にありがたい」と晴れやかな表情で語った。「地方を良くするためには思い切った施策が必要だ」と決意を新たにした。

 【根本匠さん・2区】7選を果たした根本匠さん(63)=自民=は、郡山市の事務所でじっくりと新聞に目を通して「熱い支持を感じた」と選挙戦を振り返り、「手掛けてきた仕事をさらに充実させ、農業対策や復興を一日も早くやり遂げる」と語った。
 公明と共に引き続き政権を担う自民党について「政策を具体化し実現する力が問われる。使命感を持ち、担っていく」と重責に身を引き締めた。

 【玄葉光一郎さん・3区】8選を果たした玄葉光一郎さん(50)=民主=は、田村市の事務所で「得票を減らしたことは反省点」と話し、喜びもそこそこに次の選挙に向け秘書らと打ち合わせを行った。
 玄葉さんは「議席を増やし政権交代に向けた最低限の足場はつくれた。半歩前進だ」と選挙結果を分析。大勝した自公政権に対しては「強行に物事を進めるようなことがあれば軌道を正したい」と決意を示した。

 【小熊慎司さん・4区】自民前職を破り、初めて小選挙区で当選した小熊慎司さん(46)=維新=は会津若松市内の国道沿いで街頭演説を行った。
 未明まで祝福のメールなどに返信。早朝6時から卸売市場であいさつ回りを済ませ、国政転身を決意した5年半前から続けている朝の街頭に立った。雪が降りしきる中、小熊さんは「この天候以上に日本の現状は厳しい。地方、日本の課題に全力で取り組む」と誓った。

 【吉野正芳さん・5区】6期目の当選を決めた吉野正芳さん(66)=自民=はいわき市の自宅で妻公子さん(66)と共に新聞に目を通し、古里の復興へ決意を新たにした。
 9年ぶりの地元選挙区での当選に「待ち望んでいた後援会や支持者のおかげ」と感謝。福島5区では唯一の衆院議員となり、「責任の重さを痛感している。スーパーマンになって復興を加速させたい」と身を引き締めていた。

 【菅家一郎さん・比例】2度目の当選を比例東北で果たした菅家一郎さん(59)=自民=は会津若松市の自宅で妻美穂さん(50)と新聞に見入った。
 小選挙区では接戦となり、416票差で涙をのんだ。惜敗を受け止め「見つめ直すことは多い。組織の充実強化に取り組む」と誓った。与党議員として2期目に向け「会津と国政を結ぶパイプ役として、地方創生にしっかりと取り組みたい」と抱負を述べた。

 【金子恵美さん・比例】比例東北で復活当選した金子恵美さん(49)=民主=は、福島市の事務所で妹の美智さん(40)と喜びを分かち合い「被災者の生活再建を図り、障害者のある人を支える仕組みをより良くするため、早く国政の場で仕事をしたい」と新たな舞台での活躍を誓った。
 衆院議員を務めた亡き父徳之介さんの霊前にはまだ報告できていないというが「父の魂は心にあります」と言葉をかみしめた。

 【真山祐一さん・比例】比例東北で初当選を果たした真山祐一さん(33)=公明=は、郡山市の党県本部で妻順子さん(36)と前夜の結果を伝える新聞に目を通し、喜びをかみしめた。
 午前1時すぎにまで及んだ激戦の疲れも見せず、同6時30分に起床し祝福メールの返信に追われた。「短時間でもよく眠れた」と気力は十分で「復興をしっかりと進め、子どもの未来に責任を持って取り組みたい」と表情を引き締めた。

(2014年12月16日 福島民友衆院選ニュース)



 

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