minyu-net

ホーム 県内ニュース スポーツ 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 
第47回衆議院議員選挙
  衆院選ニュースTOP
【 本県当選者“喜びの一声” 】
 12月14日投開票の衆院選で、前回比例代表で復活当選の維新前職小熊慎司さん(46)=4区=が選挙区で雪辱し、現役で県内最多となる8選を決めた民主前職の玄葉光一郎さん(50)=3区=とともに「自民1強」にくさびを打った。一方、自民はいずれも前職の亀岡偉民さん(59)=1区=と根本匠さん(63)=2区=が連勝に沸き、吉野正芳さん(66)=5区=は9年ぶりの地元当選で古里再生への決意を新たにした。
  ☆ 福島1区・亀岡 偉民さん(自民前)
亀岡さん、初の連続当選 3期目へ復興施策継続誓い新た

亀岡さん、初の連続当選 3期目へ復興施策継続誓い新た

花束を掲げ、当選を喜ぶ亀岡さん(左)と妻まゆみさん=14日午後10時10分ごろ、福島市

 初めての連続当選を果たし、3期目の国政を担う亀岡さん。福島市の事務所に「当選確実」の一報が入ると、集まった支持者から「やったぞ。待ってました」と歓声が沸き上がった。大きな拍手に迎えられて事務所に姿を現した亀岡さんは、支持者と握手を交わして喜びを分かち合った。
 津波被災からの再生や放射線への健康不安、風評被害など多様な課題を抱える選挙区をくまなく回り、復興施策の継続を訴えた。序盤の情勢調査で優勢と伝えられながら、終盤は接戦を強いられただけに、喜びはひとしお。期間中は初日の安倍晋三首相をはじめ大物が続々と選挙区入りし、てこ入れを図った。
 「震災後に自分がしてきたことをしっかり見てくれていた」と感謝し「中小企業や農業の活性化で本県経済を向上させ、復興を成し遂げる」と約束した。有言実行で国政に挑む。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 福島2区・根本  匠さん(自民前)
根本さん、復興相の“地力” 貫禄の7選、国政へ決意

根本さん、前復興相の“地力” 貫禄の7選、国政へ決意

7選を果たし、当選を祝う乾杯で笑顔を見せる根本さん=14日午後8時20分ごろ、郡山市

 「よし、やった」。郡山市の根本さんの選挙事務所では、早々と「当選確実」の一報が伝えられると、選対本部の関係者や支持者から喜びの声が沸き上がった。前復興相として被災地の復興施策を担った経験を訴え、貫禄の7選を果たした。
 根本さんは前回衆院選で国政復帰を果たすと、直後から600日以上復興相を務めた。閣僚経験者として臨んだ今回の選挙戦では、他候補の応援で選挙区を空けることもあったが、「復興を加速化させるための道筋は付けた。後戻りしてはならない」と復興や経済政策の実績と展望を訴え続け、当選を勝ち取った。
 大きな拍手と歓声に迎えられて事務所に入った根本さんは、詰め掛けた支持者とともに万歳で当選を喜び「一日も早い福島の復興を私の手でやり遂げたい」と、7回目の国政へ強く決意をみなぎらせた。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 福島3区・玄葉光一郎さん(民主前)
玄葉さん“盤石”の8選 支持結集「王国」の基盤揺るがず

玄葉さん“盤石”の8選 支持結集「王国」の基盤揺るがず

花束を受け取り8回目の当選を喜ぶ玄葉さん(左)と妻美樹子さん=14日午後8時10分ごろ、須賀川市

 須賀川市の玄葉さんの事務所では、開票開始直後に「当選確実」の一報が伝えられると、集まった選対本部の関係者や支持者から歓声が沸き起こり、8回目の当選を喜び合った。
 与党優勢の逆風に加え、9日には自民党総裁の安倍晋三首相が民主の牙城・須賀川市に乗り込むなど揺さぶりを掛けられたが、長年にわたり固めてきた「王国」の基盤は揺るがなかった。
 今回の選挙も候補者応援のため過酷なスケジュールで全国を飛び回った。前半戦は後援会幹部が結束して候補者不在の穴を埋め、終盤にかけては集中的に個人演説会を開いた。自身はもとより議席確保に向け党への支援を切実に呼び掛けた。
 玄葉さんは「今回は政権選択選挙にできなかったが、党として政権の受け皿をつくる。数年後、必ず政権を取り、政権の中枢で働く」と強い決意を示した。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 福島4区・小熊 慎司さん(維新前)
小熊さん、選挙区で悲願 維新、東北初の選挙区議席獲得

小熊さん、選挙区で悲願 維新、東北初の選挙区議席獲得

支援した渡部さん(左)と共に当選を喜ぶ小熊さん(中央)と妻則子さん=14日午後10時45分ごろ、会津若松市

 「やった。とうとう勝った」。会津若松市にある小熊さんの事務所に「当選確実」の一報が届くと、固唾(かたず)をのんで開票状況を見守った支持者は歓喜し、3度目の挑戦でつかんだ悲願の選挙区での勝利、維新として東北初の選挙区での議席獲得を喜んだ。
 “維新の風”が吹いた前回は2万票差で敗れ、比例名簿単独1位で復活。今回は比例名簿同率1位で、選挙区での雪辱に力を注いだ。序盤は劣勢が伝えられる中、2年前に引退した元衆院副議長の渡部恒三さんが連日、演説会でマイクを握り「会津には若い政治家が必要」と訴えた。小熊さんも「暴走する政治に『ならぬことはならぬ』の会津魂を示そう」と繰り返し訴えた。
 紅潮した顔で事務所に到着した小熊さんは支持者と握手を交わし「これからが本当の戦い。会津、日本の将来のために頑張る」と誓った。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 福島5区・吉野 正芳さん(自民前)
吉野さん、地元で9年ぶり 6選飾る、強力な後押しに感謝

吉野さん、地元で9年ぶり 6選飾る、強力な後押しに感謝

花束を手に当選を喜ぶ吉野さん(右)と妻公子さん=14日午後10時10分ごろ、いわき市

 9年ぶりに地元の5区から出馬し、6選を飾った吉野さん。いわき市平の選挙事務所に当選の一報が入ると、支援者たちは一気に喜びを爆発させた。
 自民党本部の公認決定が公示前日までもつれ込みながら、出遅れを感じさせない強さで序盤からリードし、民主、共産の両候補を振り切った。
 吉野さんは「多くの仲間が選挙で『吉野』の名前を書きたいと言ってくれた。支持者たちのマグマが爆発した」と後援会や支援者たちの強力な後押しに感謝を述べた。
 興奮冷めやらない事務所で支援者と握手を交わした吉野さん。「被災者支援、原発廃炉。5区再生のために働く」と力を込めた。
 今回、比例近畿ブロックに回った坂本剛二さん(70)も吉野さんの事務所に駆けつけて当選を祝ったが、2人そろっての当選はかなわなかった。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 比例東北・金子 恵美さん(民主新)
金子さん、国政復帰の道開く 「避難者の生活再建」意欲

金子さん、国政復帰の道開く 「避難者の生活再建」意欲

支持者からの花束を手に復活当選を喜ぶ金子さん=15日午前0時15分ごろ、福島市

 1区の金子恵美さん(49)は小選挙区では惜しくも敗れたが、比例東北で復活当選、約1年5カ月ぶりとなる国政復帰の道を開いた。
 「まさにチームの勝利。本当に私は恵まれた人間です」。歓喜の輪が広がる事務所に姿を見せた金子さんは涙で声を詰まらせながら支援者に感謝した。「古里の復興、避難者の生活再建をしっかり進めていく」と意欲をみなぎらせた。
 参院議員時代は復興政務官を務めた。昨夏に議席を失った後も避難者らの声に耳を傾け「やり残したことがある」と、衆院解散前日に出馬を決意。直前で出馬を見送った元職の石原洋三郎さん(41)の全面支援も取り付け、選挙戦に挑んだ。
 旧保原町長、衆院議員を歴任し、病に倒れた亡き父、徳之介さんに続く親子2代の衆院議員誕生に、金子さんは「生活者、女性の視点で古里の声をしっかり国政に届ける」と約束した。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 比例東北・菅家 一郎さん(自民前)
菅家さん、“復活”に安ど 2期目意欲、新たな気持ちで臨む

菅家さん、“復活”に安ど 2期目意欲、新たな気持ちで臨む

比例で復活し、支持者と握手を交わす菅家さん(左)=14日午後10時40分ごろ、会津若松市

 4区の菅家一郎さん(59)は400票余り及ばず小選挙区で惜敗したが、午後10時15分ごろ、比例東北で「復活当選」がテレビ報道で判明した。直後に会津若松市の事務所に菅家さんが姿を見せ、集まった支援者と握手を交わした。
 市長選などを含め選挙は6度目。小選挙区で初めて黒星がついた。前回は約2万票差で勝利し、十数年ぶりに自民党の議席を獲得。今回は再選に向けた実績を強調し、会津中をくまなく回った。与党議員として「小選挙区で勝ってこそ会津の声が国によく届く」との思いがあっただけに、結果に満足はしていない。
 選挙戦では現政権への批判の声も受けたほか、2年前に政界を退いた元衆院副議長の渡部恒三さんの支持層が維新前職を応援し差を詰めたことで形勢逆転を許した。「今日から新たな気持ちで臨む。住民の声に寄り添っていく」。厳しい表情で2期目への意欲を語った。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

  ☆ 比例東北・真山 祐一さん(公明新)
比例単独で真山さん初当選 「夢と希望ある復興切り開く」

比例単独で真山さん初当選 「夢と希望ある復興切り開く」

比例東北で初当選を果たし、万歳する真山さん=15日午前1時30分ごろ、郡山市

 比例東北に単独立候補し、初当選を果たした真山祐一さん(33)は、総合選対本部を置く郡山市の公明党県本部で朗報を待った。15日未明、「当選確実」の一報が届くと関係者の拍手と歓声が本部内に響き渡り、真山さんは支持者たちと次々に握手を交わしながら、喜びを分かち合った。
 涙をのんだ前回の雪辱を果たし、党悲願の比例東北2議席獲得を成し遂げた。選挙戦では、参院議員秘書として被災地を巡り、被災者の生の声に触れた経験と若さをアピール。「復興には、安心して暮らすことのできる社会づくりが必要」と若手世代の雇用確保や子育て支援、地域医療と教育の充実などを根気強く訴え続け、若者を中心に支持を拡大した。晴れて当選した真山さんは「若い力で子どもたちに夢と希望のある復興を切り開きたい」と国政への意気込みを語った。
(2014年12月15日 福島民友衆院選ニュース)

 

福島民友新聞 購読ご案内

ご購読のお申込

会社案内
会社概要|▶支社・支局のご案内|▶窓の投稿
広告局のページ|▶福島民友愛の事業団
社内見学|▶移動編集局|▶民友メールアドレス

 民友携帯サイト
   NEWSmart

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード
 

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN