|
お菓子のそよか(福島市)
|
▽業種=菓子製造販売
▽場所=福島市西中央4の15の4
▽電話・ファクス=024・533・5577
|
|
朝廷献上品 饅頭で再現
|
|
震災からの復興への願いが込められた「酥与菓」
|
福島市に1日オープンした「お菓子のそよか」は、復興への願いを込めた発酵バター饅頭(まんじゅう)「酥与菓(そよか)」を看板商品として発売、福島の新名物を目指す。
平安時代、牛や羊の乳を煮詰めた滋養薬「酥」は、バターや練乳のような食べ物で、朝廷への特別な献上品だったという。酥を再現、現代風にアレンジして饅頭の材料としたのが「酥与菓」だ。ほかにも同店は、信夫山から名付けた「しのぶ野 栗饅頭」「しのぶ野 最中(もなか)」など和菓子を中心に取りそろえる。
店主の高木鉄夫さんは「千年に1度の大震災を経験した福島から、千年前の『酥』を使ったお菓子を発信し、次の新しい千年へと向かっていきたい」と話した。
|
|
(2012年5月5日付福島民友新聞「あした新聞のページ」より)
|
|
|