2人目の擁立難航/参院選で自民県連
夏の参院選の福島選挙区(改選2)対策で、自民党県連は5日、福島市で役員会を開き、党本部から再考を求められた現職の岩城光英氏(60)に続く2人目の候補者擁立について協議したが、先月25日の役員会に続き、結論を先送りした。13日の役員会でさらに協議するが、斎藤健治幹事長は役員会後の会見で「県連としては厳しいというほかない」と述べ、現状では擁立は困難との見解を示した。
5日の役員会では、比例代表への本県ゆかりの候補者の擁立についても協議したが、絞り込むまでには至らなかった。斎藤幹事長は会見で「党本部と県連で調整しているが、党本部が示す人と県連の考える人が合致しない」と述べ、難航している候補者選考の状況を説明した。県連としては、福島選挙区と比例代表の候補者擁立については今月末の県連大会までの決着を目指しており、具体的な候補者が絞り込まれた場合は、支部長・幹事長会議を招集し、組織決定する方針。
(2010年4月6日 福島民友参院選ニュース)
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