県内各党、態勢本格化へ 勝利へ向けた動き活発化
夏の参院選を控え、前哨戦を繰り広げる県内各党は勝利に向けた動きを活発化、大型連休期間中から、連休明けにかけ、選挙態勢づくりを本格化する。
福島選挙区に2人、比例代表に1人を擁立する民主党県連は、今月16日の選対本部設置で3候補の支援態勢がほぼ確立した。連休期間中には、各候補が街頭演説や各種イベントへ顔を出し、鳩山政権の政策の浸透を図り、知名度アップを狙う。連休明けからは各候補が福島、郡山両市などに事務所を開設する。
選挙区で現職の1人必獲に絞った自民党県連は、今月25日に福島市に選対事務所を開設、5月には現職の地元いわき市や郡山市でも地域事務所を構え、街頭演説や個人演説会などの活動を本格化させる。県議の支援態勢も確立し、県版ローカルマニフェストを掲げながら、各市町村での浸透を図る。
共産党県委員会は、選挙区で新人の必勝を期し今月から街頭で広く政策を訴える戦術を展開、5月には比例代表の現職候補ら国会議員との演説会を開く予定。
みんなの党県連は、連休明けにも選挙区、比例代表各1人の拠点事務所を設け、総合選対事務所を郡山市に設置、各拠点を連動させた取り組みを強化する。
公明党県本部は、比例代表の北海道・東北ブロック重点候補の当選を目指し街頭活動を展開。連休明けには選対本部を設置する。
社民党県連は、比例代表の組織内候補を支援、支持労組への知名度向上を図り、党幹部を招いた学習会や街頭演説会を実施する。
新党改革は、比例代表の現職が5月16日に須賀川市で後援会役員会を開き、参院選での対応を協議する。
(2010年4月30日 福島民友参院選ニュース)
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