社民県連は4者協議会を維持 参院選の選挙協力議論へ
社民党県連の古川正浩代表は30日、党の連立政権離脱後も民主党県連や連合福島でつくる反自民、非共産の選挙協力体制「4者協議会」の枠組みや、県議会会派「県民連合」を維持する考えを示した。6月5日に開く県連常任幹事会・総支部代表者会議で正式決定する見通し。
古川代表は連立離脱にいたった経緯について「鳩山由紀夫首相は3党合意に基づき普天間基地移転について最低でも県外と言っていた。民主党側の違約」と切り捨てる一方、「政党間の政策対立と選挙協力は別の問題。可能な限り検討していきたい」とした。
直面する参院選の選挙協力については、1日に開かれる4者協議会の事務局長・幹事長級会談で議論が始まる模様。
社民党県連は参院選福島選挙区で候補者を擁立していないため、候補者6人が出馬予定の選挙戦では、社民党支持層の動向が注目されている。
(2010年5月31日 福島民友参院選ニュース)
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