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第22回参議院議員選挙
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参院選公示まであと1週間 各陣営すでに熱く

 16日の国会閉幕を受け、24日の公示まで、あと1週間と迫った参院選。福島選挙区(改選2)に立候補予定の5陣営は事実上の選挙戦をスタートさせた。閉幕した国会に別れを告げ、地元に走る現職。街頭演説で地道に政策を訴える新人。各立候補予定者の選挙戦への思いが複雑に交錯した。
 参院は16日午前から、与野党の攻防で、各党とも所属議員に禁足をかけたが、本会議は開会されないまま通常国会が閉じられた。
 民主党現職の増子輝彦氏(62)は経済産業省内の副大臣室で公務をこなしながら、国会に何度も足を運び、慌ただしく過ごした。菅内閣の一員として選挙戦を迎える増子氏は「公示直前までは引き続き公務をこなし、地元と東京を往復しなければならない。地元にいる時間は少ないが、後援会や支援団体の皆さんに補ってもらう」。
 自民党現職の岩城光英氏(60)は地元日程をキャンセルし、朝のうちに上京して待機した。「初心に戻り、チャレンジ精神で挑戦する」とした上で、「一番訴えたいのは景気と雇用対策。自分の主張を多くの方に理解していただけるような選挙戦にしたい」と意欲。禁足が解けると、急ぎ新幹線に乗り、夕方から地元で開く集会に向かった。
 現職2人に挑む新人3人は県内各地で支持拡大に奔走した。
 民主新人の岡部光規氏(41)は東白川郡4町村の首長やNPO、地元県議の後援会など民間団体、企業約15カ所を精力的に訪問し、あいさつ回りをこなした。岡部氏は「厳しい戦いになるとは思うが、手応えはある」と話した。
 共産党の新人岩渕友氏(33)は午前、福島市のJR福島駅東口で街頭に立ち、政策を訴えた。「国民は脱小沢を評価したのであって政策を評価しているわけではない」と指摘する。地方議員の支援も受け、県内全域での浸透を図る。
 みんなの党の新人菅本和雅氏(42)は午前中は福島市を中心に車を走らせ、第三極をアピール。午後は郡山駅前で街頭演説を行った。「自分の足で歩き、自分の声をしっかり伝えていきたい」と選挙戦に向け闘志を燃やす。
(2010年6月17日 福島民友参院選ニュース)



 

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