与野党陣営が過半数を懸けて争う第２２回参院選は２４日公示される。福島選挙区（改選２）には民主党現職で経済産業副大臣の増子輝彦氏（６２）、民主党新人で医師の岡部光規氏（４１）の２人、自民党現職で元官房副長官の岩城光英氏（６０）、共産党新人で党県常任委員の岩渕友氏（３３）、みんなの党新人で会社役員の菅本和雅氏（４２）が立候補を予定している。立候補の届け出は２４日午前８時３０分から、県庁で行われる。
　増子氏は福島市で必勝祈願祭と第一声を行い、午後１時からＪＲ郡山駅西口で地元での第一声に臨む。会津地方に入り午後６時には会津若松市で街頭に立つ。
　岡部氏は福島市で第一声を行い、二本松市や郡山市での遊説を経て地元の県南に入り須賀川、白河市で遊説を展開、出身地の浅川町で初日を打ち上げる。
　岩城氏は午前８時に福島市の事務所で出陣式を開き中心部で第一声。衆院選挙区ごとに地区割りした遊説を始め、郡山市などを巡り地元いわき市に入る。
　岩渕氏は午前９時から福島市のＪＲ福島駅東口で第一声に臨み、遊説をスタートさせる。同市から二本松市、本宮市を経て郡山市に入り、訴えを展開する。
　菅本氏は郡山市の事務所で出陣式を行った後、ＪＲ郡山駅前西口広場で第一声。同市と地元双葉郡を往復するコースで選挙カーを走らせる。
　比例代表には本県関係として、民主党新人の元県議中村秀樹氏（４７）＝いわき市、新党改革現職の党県連代表荒井広幸氏（５２）＝田村市、みんなの党新人の元県議小熊慎司氏（４２）＝会津若松市＝が立候補を予定。３氏はそれぞれ地元に事務所を構える。矢吹町出身のたちあがれ日本新人の野球評論家中畑清氏（５６）も立候補する見込み。比例代表では公明党県本部、社民党県連は重点候補を支援、党勢拡大を図る。
（２０１０年６月２４日　福島民友参院選ニュース）