“採点”前に熱く訴え 候補、県内走る
参院選公示日の24日、福島選挙区に立候補した各陣営に加え、ゆかりの比例候補の陣営も入った県内。消費税増税をめぐる議論が最大の争点として急浮上する中、各陣営は雇用不安や医師不足など県民が直面する課題を踏まえ、景気対策や社会保障の充実などを叫んで支持を訴えた。選挙初日から舌戦は熱を帯び、県都・福島と商都・郡山の中心街では各候補者の訴えが交錯。有権者の候補者選びはこれからが本番で、どの候補者が有権者の心をつかむのか。「福島夏の陣」が熱気の中で幕を開けた。
福島選挙区に立候補した5候補のうち4候補は福島駅前通り周辺で第一声を上げた。各陣営がひしめき合う中、応援演説と候補者のあいさつが交錯し、互いの声が一段とヒートアップ。一気に選挙ムードに包まれた。中心市街地の活性化が大きな課題となっている福島市。遠巻きに演説の様子を見ていた男性会社員は「地方にも光を当ててくれる候補者に一票を投じたい」と語った。
(2010年6月25日 福島民友参院選ニュース)
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