比例票獲得へ追い込み 県内各党、候補者名の浸透図る
11日投開票の参院選は終盤戦に入り、県内の各党は、比例代表の県内支持票の上積みに追い込みをかける。企業・団体票の支持固めを進め候補者名での投票を徹底する一方、県内遊説や党三役級の演説会などを重ね支持の浸透を図る党もあり、県内各党は比例票獲得に努め参院での勢力拡大につなげたい意向だ。
比例代表は、有権者が政党名と候補者名のどちらかを選べる非拘束名簿式で行われ、得票数に応じて政党の獲得議席が決まり、その中で候補者名の得票の多い順番で当選が決まる。このため県内各党は、政党支持を広げる活動とともに、重点候補の名前を書いてもらうアピールに努めている。
比例代表には本県関係候補として比例名簿届け出政党順に、みんなの党新人の小熊慎司(42)=会津若松市、民主党新人の中村秀樹(47)=いわき市、新党改革現職の荒井広幸(52)=田村市=各候補と、矢吹町出身のたちあがれ日本新人の中畑清候補(56)の4人が立候補している。
(2010年7月6日 福島民友参院選ニュース)
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