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参院選開票作業の機械化進む

参院選開票作業の機械化進む

イチゴパックを使った独自の開票ノウハウと分類機を組み合わせた開票に挑戦する担当職員ら=相馬市

 投開票日が11日に迫った参院選を機に、県内都市部の選管の開票作業で機械化が進む見通しだ。政府の事業仕分けで選挙事務費の削減が至上命令になり人件費を削る選管が多いことが直接の要因だが、手書きの票を読み取り分類する機械の技術革新も急速に進み、メーカー側が売り込みを強めている。いわき市選管は29分類できる最新式マシンを導入、人件費削減分で購入費を賄う。一方、「相馬方式」開票が全国から注目される相馬市は8日、リハーサルを行い、分類機1台の新規導入と職員の手作業をドッキング、パワーアップによる時間短縮を確認した。

比例区に試験導入/相馬市
 進行状況に応じて班ごとにさまざまな作業をこなす方式で、県内トップクラスの開票スピードを誇る相馬市選管は、想定される投票先が多岐に及ぶ比例区の開票に分類機を試験的に導入。今回の開票作業の結果を見て分類機の購入の可否を検討する。
 同選管が使用するのは、票を20種に分類できる機種で、民間からのリース。選挙区の開票と同時に比例票の分類をスタートし、最初に各政党と個人名の票に分けた後、さらに個人票の分類の2回にわたって分類機を活用する。選挙区の開票を終えた職員が、分類された票を候補者ごとに分ける予定だ。この日のシミュレーションでは、職員3人を分類機の担当に配置、最終的に分類する職員に大別した票を供給した。同選管の伊東一夫事務局長は「分類機の導入により正確性、迅速性が向上するとみている。開票時間の短縮で人件費の削減にもつながると期待している」と話している。
(2010年7月9日 福島民友参院選ニュース)



 

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