期日前投票に16万7876人 前回比1万2225人増
県選管が10日発表した参院選の期日前投票の集計によると、県内59市町村で期日前投票した有権者は投票日2日前の9日現在、16万7876人となり、2007(平成19)年の前回参院選の同じ時期に比べ1万2225人上回った。投票率としては10.08%となる。
今回の期日前投票は都市部などで出遅れていたが、残り1週間の投票者数は前回を上回るペースで推移、5〜9日の5日間で10万4734人が投票した。また前回は最終日に3万9944人が投票していることから、最終日の状況で参院選最多の投票者数となる可能性がある。
ただ、政権交代を問う選挙として有権者の投票意識が高まり、期日前投票が過去最多の投票者数になった昨年の衆院選に比べると、同期比で2万3911人下回っている。
市町村別で9日現在の期日前投票者数が最も多かったのは郡山市の2万8192人。次いで福島市の2万4777人、いわき市の2万3917人、会津若松市の9575人など。福島市を除き前回同期より1000人以上増えている。
(2010年7月11日 福島民友参院選ニュース)
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