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第22回参議院議員選挙
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当選者が自宅や事務所で“喜びの朝”

 11日の参院選で比例代表に立候補した小熊慎司さん(42)=会津若松市・みんなの党=に12日午前7時前、ようやく「当選」の報が届いた。同3時すぎに決まった荒井広幸さん(52)=田村市・新党改革、福島選挙区で再び信任を得た増子輝彦さん(62)=郡山市・民主、岩城光英さん(60)=いわき市・自民=も“最高の朝”を迎え、国政での活躍を誓った。一方、比例代表の中村秀樹さん(47)=いわき市・民主、中畑清さん(56)=矢吹町出身・たちあがれ日本=は敗戦の弁を述べ、選挙期間中の支援に感謝した。

 
増子さん、厳しい選挙戦でトップ当選感謝

事務所で当選を報じる本紙に目を通す増子さん(右)と妻恵子さん=郡山市

 増子輝彦さんは、郡山市の自宅で朝を迎えた。午前3時ごろ床に就いたが、普段通り同6時ごろ起床。支援企業の朝礼などに参加した後、妻恵子さん(62)と共に、同市西ノ内の事務所で当選を伝える新聞各紙に目を通した。
 「私自身の当選は県民の皆さんに感謝申し上げたい。厳しい選挙の中、トップ当選できたことはありがたい気持ちでいっぱい」と一言。その一方、「この10カ月間の民主党政権のおごり、慢心が国民の皆さんの厳しい批判を受けた。厳粛に受け止め、精進したい」と厳しい表情も見せた。

 
岩城さん、12年間を生かし地方主役政治に

参院選の開票結果を報じる本紙を手にする岩城さん=いわき市

 3選を果たした岩城光英さんは早朝、いわき市の事務所にスーツ姿で現れ「(睡眠時間は)3時間だが、ぐっすり寝た」と穏やかな表情で、報道機関の取材に対応した。
 岩城さんは「野党として臨み厳しい状況だったが、後半は『なんとかいける』と感じ戦った。トップ当選できなかったのは残念」と心境を明かし「与党への疑問が日増しに強くなり、私の支持につながった。政権を早く奪還したい。12年間のつながりを生かし、地方が主役の政治へ力を注ぐ」と静かな口調で意気込みを語った。

 
荒井さん、再選に静かな笑顔

本紙に目を通し、2度目の当選の喜びに浸る荒井さん=東京都

 党幹事長として都内の新党改革選対事務所で12日午前9時ごろまで情勢分析に追われた荒井広幸さん。「一緒に戦った仲間を思うと喜べない」と厳しい表情を崩さなかったが、午後2時ごろ、得票率2%以上の政党要件を満たしたことを確認。同4時に議員会館内の事務所に入ると、ようやく笑顔を見せ、再選を伝える本紙に見入った。
 また、当確が報じられた同日未明、須賀川、田村両市の選挙事務所では轡田倉治選対本部長や荒井さんの妻紀子さん(53)らが万歳三唱などで支持者と喜びを分かち合った。
(2010年7月13日 福島民友参院選ニュース)



 

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