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政権交代後の初の国政選挙となった今回の参院選は、福島選挙区(改選2)に民主党が初めて複数候補を擁立したが、4回連続で民主と自民が議席を分け合う結果となった。比例代表では、県内に事務所を構えて運動する本県関係の重点候補が地域重視の運動を展開した。民主、自民が二大政党への動きを強める一方、第三極の勢力が注目を集めた今参院選をデータで分析する。 |
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【 衆院選挙区での候補者別得票数 】
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増子、岩城氏1区で激闘 互いに地元で“地の利”
参院選福島選挙区の戦いを衆院選挙区に当てはめてみると、民主党現職の増子輝彦、自民党現職の岩城光英両氏ががっぷり四つに組んでトップ争いを展開したことが見て取れる。激戦を最も象徴するのが1区で、市・郡単位で2人が首位を奪い合い、8万4108票を獲得した岩城氏がわずか8票差でトップに立った。
2人の地元となる2、5区では両氏の「地の利」がはっきり表れた。2区では郡山市出身の増子氏、5区ではいわき市出身の岩城氏がそれぞれ選挙区内の市町村すべてで勝利、選挙区全体でもお互いにダブルスコアに近い差を付けた。
3区は、浅川町出身の民主党新人の岡部光規氏が石川郡でトップに立つなど、2人の戦いに割って入る健闘を見せた。
政党別得票数では、民主党が2候補合わせて49万6209票を獲得したが、2007(平成19)年の前回より7214票減らした。自民党は前回比3万4592票減の33万8265票で、他党に比べ減少幅は最も多かった。共産党も前回から1万4028票減らす中、みんなの党が9万3758票を奪い、第三極の同党の参戦が各党の集票に影響したとみられる。
政党別得票率は、民主党が前回より0.1ポイント増の50%を確保。自民党は2.9ポイント減の34.1%、共産党が1.3ポイント減の6.5%で、この3党はほぼ前回並みだった。
みんなの党は9.4%で、初の国政選挙となった昨年の衆院選に比べ5.8ポイント上昇し、有権者への浸透ぶりを見せた。
(2010年7月13日 福島民友参院選ニュース)
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