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安達高生17日に模擬投票 県選管、将来の有権者教育
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選挙公報を真剣な表情で見つめる生徒たち
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参院選で若者の投票率低下が懸念される中、将来有権者となる高校生に政治や選挙への関心を持ってもらおうと、県選管は17日、二本松市の安達高で模擬投票を行う。選挙期間に実際の候補者を対象に模擬投票を行うのは初。政治的・社会的な問題に対し、自ら考えて判断できる復興を担う人材育成にもつなげる。
模擬投票には公民を学ぶ1〜3年生約220人が参加した。杉内清吉教諭(57)が約10年前から授業の一環で模擬投票を行っていることを知った県選管が杉内教諭に打診し、実施する。県選管は今後も県内各校で同様の取り組みを行う方針。
生徒は投票までの期間に授業で新聞記事などを活用し、候補者の政策や政党の主張の違いを分析。グループごとに話し合いの場を設け、選挙に向けた学習を重ねてきた。模擬投票前日の16日に行われた最終の事前学習では、県選管から提供された選挙クイズなどに取り組み、選挙の方法や投票用紙への記述の仕方などを確認した。
本物の選挙公報も配布され、候補者が訴える政策を真剣な表情で読みながら模擬選挙に備えた。
模擬投票は同校講義室に投票所を設け、県選管職員の立ち会いで、実際の選挙で使用される投票箱や記載台を利用して行われる。投票用紙も材質が同じ物が使われる。生徒は事前に配布された投票所入場券を持参し、午後1〜4時に投票する。開票は8月下旬を予定している。
(2013年7月17日 福島民友参院選ニュース)
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