郡山総合体育館で行われた開票作業

　２１日に投開票が行われた参院選で、郡山市の福島選挙区の投票率は、前回比９．６６ポイント減の４８．２２％（男４８．７２％、女４７．７６％）となった。県内の全市町村で最下位となったほか、市の補選を除く参院選でも過去最低。
　市選管の担当者は「他の市町村と同様に関心の低下に加え、福島選挙区に地元候補者がいなかったことも要因ではないか」と分析している。
　地区別に見ると、全地区で前回より下回った。このうち、最も高かったのは湖南地区の６３．２５％で唯一、６割を超えた。一方、最低だったのは、富久山、喜久田両地区の４５．３４％。有権者が最も多い郡山地区は４７．８３％だった。また、５日から２０日まで行われた期日前投票の投票者数（福島選挙区）は３万９７９６人で、全投票者数の約３割となった。投票者数は、これまでの全ての選挙の期日前投票で過去２番目に多かった。
（２０１３年７月２３日　福島民友参院選ニュース）