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第23回参議院議員選挙
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 改選数が2から1に削減された参院選福島選挙区は、全国の傾向と同様に自民党候補の大勝で決着した。かつては衆院小選挙区の議席を独占するなど、県内でも圧倒的な強さを誇った民主党は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経て、退潮傾向に拍車が掛かった。本県の復興の在り方や、安倍政権の経済政策などを争点に、6候補が1議席を争った激戦をデータで探った。
  ◎ データで見る「参院選」
【 候補者名投票 】
公明新・若松氏6万6893票 自民現・佐藤氏2万2349票

候補者名投票

 今回の参院選では、比例代表で本県関係の3候補者が当選を果たした。「非拘束名簿式」を取る比例代表は党名のほか、候補者名でも投票ができる。比例代表は候補者名の票数で名簿順が確定し、当落につながるため、本県関係候補も積極的に県内入りし、存在をアピールした。
 県内の投票結果を分析すると、当選した公明党新人の若松謙維氏(石川町出身)は6万6893票を候補者名で獲得、県内で公明に投票された約10万7000票の6割以上が候補者名の投票だった。地元選出の国会議員誕生を悲願とした党県本部が若松氏の必勝に向け、候補者名を投票してもらう戦術を展開したことが見て取れる。一方、自民党現職の佐藤正久氏(福島市出身)は2万2349票で自民党票の約7%。みんなの党新人の山口和之氏(同)は3660票で約6%。落選した本県関係候補者では、元双葉町長でみどりの風新人の井戸川克隆氏が4333票で、特に双葉郡内での得票は2000票を超えた。いずれも日本維新の会新人で、祖父が三島町初代町長の二瓶文隆氏は1049票、父親が下郷町出身の室井邦彦氏は2185票だった。
 本県候補以外の注目候補では、日本維新の会のアントニオ猪木氏が4346票、社民党幹事長の又市征治氏は4929票、自民党の渡辺美樹氏は1125票だった。
(2013年7月23日 福島民友参院選ニュース)

 

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