選挙ムード“低調” 「いわき市議選」がスタート
2日に告示された任期満了に伴ういわき市議選。定数37に対し、立候補者41人の少数激戦となり、各陣営は舌戦に突入した。選挙ムードが低調な中、市内には候補者たちのお願いコールが響き始めた。今回選挙から定数が3削減され37となる。震災後、初めての市議選となり、ほとんどの候補者が震災からの復興を訴える。
立候補者は現職30人、新人10人、元職1人。立候補者総数は1992(平成4)年以降、最少となった。一方、男女別では男性35人、女性は6人と前回と並び最多。地区別では、平が最も多く15人、次いで常磐、小名浜がそれぞれ6人、勿来が5人、四倉、遠野が各2人、小川、久之浜大久、好間、内郷、三和が各1人ずつ。
選挙ムードは市内で盛り上がっていない。ある新人の陣営は「選挙はいつなのと聞かれる」と話し、現職陣営は「選挙があること自体知らない人も多いのでは。票数が読めない」と話した。前回市議選の投票率は58.2%だった。
(2012年9月3日 福島民友・県内選挙ニュース)
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