現・新2人の選挙戦確実、前回と同じ顔ぶれ 郡山市長選
【郡山市】任期満了は4月26日。4月中旬の投開票が有力視され、4日に開かれる市選挙管理委員会で日程が決まる。中核市の本格復興のかじ取り役を選ぶ今回は、今のところ、前回と同じ顔ぶれの現職と新人が再び激突する構図が予想され、上半期最大の注目選挙となる見通しだ。
震災対応をリードしてきた現職の原正夫氏(69)は昨年12月6日、12月市議会の一般質問で「市民と愛する郷土の未来を共有しながら、活気と情熱にあふれた魅力ある街郡山を創造していくため、引き続き市政執行に全力を尽くす」と、3選を目指して立候補することを正式表明した。
一方、前回市長選で原氏と戦った後、地元で活動を続けてきた新人の元郵政審議官、品川万里氏(68)も同日記者会見し、「子ども本位で考えて政治、行政、市民生活があるべき。子どもたちにとって最善の環境を整えたい」と述べ、あらためて立候補を正式表明した。
同市長選は毎回、政党や各勢力が激しいぶつかり合いを繰り広げており、年始以降、それぞれの陣営が支持獲得に向けた動きをさらに活発化させるとみられる。
(2013年1月1日 福島民友・県内選挙ニュース)
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