双葉町長選で4候補が町政の在り方訴える
10日間にわたって選挙戦を繰り広げた双葉町長選は、汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の設置問題、避難区域再編や賠償問題、住民の帰還など、重大な課題が山積する中で4候補が町政の在り方を訴えてきた。10日投票が行われ、即日開票される。
同町長選としては過去最多の4人が立候補し、このうち2人は同町長選史上初めてとなる町外からの出馬、同町から避難している町議経験者2人が迎え撃つ構図での選挙戦となった。
立候補しているのは、前町議伊沢史朗氏(54)、元町議尾形彰宏氏(55)、元県議丹野恒男氏(71)、無職染森信也氏(52)。
選挙を経て誕生する新町長は4年間、町の存亡を懸けた取り組みが問われることになる。
(2013年3月10日 福島民友・県内選挙ニュース)
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