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「意中の人決めず」2割 郡山市長選・本社世論調査
14日投開票の郡山市長選は、前回も出馬した新人で団体理事の品川万里候補(68)と、3選を目指す現職の原正夫候補(69)の2人が激しい選挙戦を繰り広げている。福島民友新聞社は7、8の両日、同市長選について、読売新聞社と共同で世論調査を行い、取材で得た情報を加えて情勢を探った。その結果、原候補が現職の知名度を生かしてややリード、新人の品川候補が激しく追い上げる展開となっている。ただ有権者の2割強が投票する候補を決めておらず、情勢が変化する可能性がある。
調査結果を地区別にみると、原候補は南東部で4割強の有権者から支持を得る一方、地盤で大票田の旧市内でやや伸びを欠く。品川候補は北西部で4割に迫る勢いをみせるなど各地で追い上げを図っている。
調査では市長選への関心度も聞いた。「大いにある」が34%、「多少はある」が43%で、合わせて77%が関心を示す。年代別でみると、20〜30代の58%、40〜50代の75%、60歳以上の84%が「関心がある」と答え、年齢層が高まるほど関心も高まる傾向が表れた。
「投票に行くか」を尋ねた質問では、「必ず行く(期日前投票を含む)」が65%、「なるべく行くつもり」が27%で、合わせて90%を超えた。
世論調査の結果は、実際の投票率より高くなる傾向にあり、今回の結果が投票率にそのまま反映されるかは不透明。
(2013年4月9日 福島民友・県内選挙ニュース)
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