投票率は50%割れか 郡山市長選・両陣営予想
14日投開票の郡山市長選は11日、終盤戦に入った。新人で団体理事の品川万里候補(68)=無所属=と現職の原正夫候補(69)=無所属、2期=の両陣営は投票率について、今回と同じ顔ぶれの現新一騎打ちで行われ、過去2番目の低さとなった2009(平成21)年4月の51.54%を下回ると予想。地区後援会や支持組織・団体の票固めを進める一方、有権者の2割強とみられる浮動票の取り込みにも力を入れている。
品川陣営は投票率について「50%を切るのではないか」と予測。当選ラインも前回市長選時の7万2000票台から7万票台まで下がるとみて、前回獲得票の約6万1000票からの上積みを図っている。
原陣営も「50%を割り込むのではないか」と投票率は前回を下回ると予想しながらも、得票目標を前回と同じ8万票に置く。支援団体の末端までの浸透、底辺拡大の徹底のほか、投票率向上にも力を入れる。
(2013年4月11日 福島民友・県内選挙ニュース)
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