任期満了に伴う郡山市長選は１４日の投開票に向け、新人で団体理事の品川万里候補（６８）＝無所属＝と現職の原正夫候補（６９）＝無所属、２期＝がそれぞれ遊説や個人演説会を精力的にこなし、一層の票の上積みに奔走している。
　品川候補はこれまで、市内周辺部をくまなく回り、保育料や出産費用の無料化などを訴え、子育て世代を中心に無党派層などの浮動票の取り込みに力を入れる。１２、１３の両日は女性の集いや個人演説会を開き、さらなる支持拡大を狙う。
　原候補は１２日までに遊説で市内を２巡するほか、個人演説会を２６カ所で開く計画。演説会では、地区ごとに２期８年の実績や今後の政策などをアピール。あらためて市政の継続を訴え、票の掘り起こしを進める。１３日は地盤とする大票田の旧市内を選挙カーや徒歩で回り、最後の票固めを図る。
（２０１３年４月１２日　福島民友・県内選挙ニュース）