任期満了に伴う郡山市長選は１４日、投票が行われる。新人の品川万里候補（６８）、現職の原正夫候補（６９）はそれぞれ選挙戦最終日の１３日、懸命のラストスパートを繰り広げる。投票は１４日午前７時から午後６時まで市内１４７カ所の投票所で行われる。開票は同７時３０分から郡山総合体育館で行われ、選管確定時間は同１０時ごろの見込み。
　前回に続き、市政変革を訴える品川候補と市政継続を訴える原候補の一騎打ちとなった今回は、震災と原発事故からの復興に向けた経済県都の将来像などを争点に最終盤を迎えた。
　品川、原両候補とも、子育て支援策の充実などを掲げて選挙戦を展開。しかし、同市では震災後に行われた市議選、県議選、昨年末の衆院選の投票率がいずれも低調で、両陣営とも投票率の行方を気にしている。
　６日現在の有権者数は、２６万３６４２人（男性１２万７７６８人、女性１３万５８７４人）。
（２０１３年４月１３日　福島民友・県内選挙ニュース）