浅和大玉村長が村議会で引退の意向を表明
任期満了に伴い7月30日告示、8月4日投票で行われる大玉村長選で、現職の浅和定次氏(74)=5期=は6日、村長選に立候補せず、今期限りで引退する意向を、同日開会の6月村議会で表明した。浅和氏は「原発事故の対応など重要な村政課題に対し、やるべきことはやってきた。自分が元気なうちに、後進に道を譲りたい」と述べ、震災・原発事故への対応、復興を新たなリーダーに託す考えを示した。
浅和氏は同村出身、法大法学部卒。村職員から1993(平成5)年の村長選で初当選した。2期目以降は無投票で当選し、2009年から2年間、県町村会長を務めた。
同村長選には、同村前教育長の押山利一氏(63)が立候補の意思を固めている。
(2013年6月7日 福島民友・県内選挙ニュース)
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