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会津坂下町長に斎藤氏 千葉氏との新人対決制す
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支持者らと初当選を喜ぶ斎藤氏(中央)と妻サエ子さん(右)
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故竹内昰俊氏の辞職に伴う会津坂下町長選は16日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で新人の元町議会議長斎藤文英氏(61)が、無所属で新人の前町議千葉親子氏(65)を3004票差で破り初当選した。任期は同日から4年。
投票率は、前回投票があった1999(平成11)年を18.96ポイント下回る68.94%。当日有権者数は1万3819人(男性6530人、女性7289人)。
「まち」進化訴え幅広く票
斎藤氏は町議4期、町議会議長を務めた経験と人脈を生かし、前町長の支持基盤などを受け継ぐ形で支援の輪を広げた。遊説に加え町内7地区で開いた個人演説会でも政策の浸透を図った。「継承・創造・進化」を掲げ、第5次町振興計画の検証と推進、農商工業の振興、住民福祉の充実、世代を超えて共有できる「まち」への進化などを訴えて幅広く票を集めた。
千葉氏は、町振興計画の見直し、町財政の健全化、高齢者や子育て、放射能対策などの仕組みづくりを訴えたが及ばなかった。
会津西部の拠点でありながら中心市街地や産業の活性化、少子高齢化対策など他町村とも共通する課題が多い一方で、前町長の政策を継承するか見直すか以外は目立った争点にならず、14年ぶりの町長選にも町民の関心は低調だった。「協働のまちづくり」に向け町民の政治参加をどう促すか、町政をいかに「創造・進化」させるのか、斎藤氏の手腕に期待したい。
【 会津坂下町長選 】(選管最終) |
当
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6,215
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斎藤 文英
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無新
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3,211
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千葉 親子
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無新
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(2013年6月17日 福島民友・県内選挙ニュース)
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