小林氏が福島市長選出馬を正式表明、選挙戦確実
12月7日の任期満了に伴う福島市長選で、新人で元東北地方環境事務所長の小林香(かおる)氏(54)=伊達市保原町出身=は22日、福島市で記者会見、立候補を正式表明した。「国家公務員として長く環境行政に携わった経験を生かし、福島市の復旧、復興と発展のため全力で取り組みたい」と決意を示した。
小林氏は福島高、中大法学部卒、英国サセックス大修士課程修了。1988(昭和63)年に旧大蔵省入省、2002年から環境省で東北地方環境事務所長、独立行政法人環境再生保全機構石綿健康被害救済部長などを歴任した。7月に環境省を退職。
同市長選では現職の瀬戸孝則氏(66)=3期=が立候補を表明しており、選挙戦が確実になった。瀬戸、小林両氏以外にも共産党が新人の擁立を検討、この他にも候補者擁立を探る動きがある。
(2013年8月23日 福島民友・県内選挙ニュース)
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