「泉崎村長選」舌戦スタート 現新対決、投票日は13日
8日に告示された泉崎村長選は、いずれも無所属で新人の小針辰男氏(61)、現職の久保木正大氏(63)が立候補、選挙戦に突入した。投票日は13日。小針、久保木両氏はともに選挙事務所前で第一声を上げ、それぞれ財政再建や人口増に向けた施策の充実など決意を表明、舌戦をスタートさせた。
小針候補は、同村北平山の選挙事務所前で第一声。「村政の流れを変える」をスローガンとし、出馬に至った動機などに触れ「安全で安心して暮らせる村づくりを目指す」と基本施策などをアピールした。JR泉崎駅東口開発など村の人口7千人を目指し、老朽化した役場庁舎の同駅付近への新築移転構想や村職員の待遇回復などにも取り組む考えを示し「若者の定住促進が必要。村を良くしたい」と訴えた。
久保木候補は財政再建に取り組んできた4年間を振り返り「これからが正念場。長野県下條村を見習い行政改革、住民サービスを徹底していく」と訴えた。除染や少子化対策、学力向上などを柱に「教育に力を入れ若者が定住する魅力ある村をつくる」と述べた。五十嵐信男後援会長、本柳久男選対本部長、中野目正治村議会議長、伊藤喜平下條村長、東白川地方町村会長の古張允矢祭町長ら近隣町村の首長が激励した。
(2013年10月9日 福島民友・県内選挙ニュース)
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