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二本松市長選、8年ぶりに選挙戦の公算

 任期満了に伴い11月17日告示、同24日投票で行われる二本松市長選で、無所属で現職の三保恵一氏(64)=2期=は15日、後援会拡大役員会で、3選を目指し立候補することを表明した。一方、無所属の新人で同市議の新野洋氏(62)も14日、後援会緊急幹部役員会で了承を得て立候補を表明した。17日で告示まで1カ月と迫る中、同市長選は急展開を見せ、8年ぶりに選挙戦となる公算が大きくなった。
 三保氏は出馬確実とみられながらも、去就には一切触れてこなかったが、15日は後援会の要請を受ける形で「希望の復興、輝く未来二本松。改革と挑戦、新時代をひらくために全力を尽くす」と決意を語った。
 三保氏は同市出身、安達高卒。県議5期、旧二本松市長を1期務めた。2005(平成17)年に二本松、安達、岩代、東和4市町が合併して誕生した新市の市長選で当選し、2期目。
 新野氏は、三保氏に批判的な勢力が候補者の人選を進める中で立候補を決意した。報道陣に対しては14日の会合の後、「今までの議会経験をフル活用して、現在の停滞した二本松市を変えたい」と語った。公約づくりなどを今後進めていく。
 新野氏は同市出身、安達高卒。95年に旧二本松市議に初当選、3期務めた後、新市議として現在3期目。県ソフトバレーボール連盟副会長。
(2013年10月16日 福島民友・県内選挙ニュース)



 

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