「福島市長選」10日告示 現新3人の選挙戦確実
任期満了に伴う福島市長選は10日、告示される。これまでに無所属の現職で4選を目指す瀬戸孝則氏(66)、無所属の新人で元東北地方環境事務所長の小林香氏(54)、共産党公認の新人で党福島相馬地区委員長の山田裕氏(58)が立候補を表明しており、現新3人の選挙戦となる公算。県都復興を争点に、17日の投票に向けて激戦に突入する。
瀬戸氏は自民党福島市総支部、公明党福島総支部、社民党福島総支部などの推薦を受けている。市内全域の約70の後援会組織を中心に支持固めを図る。
小林氏は市政刷新の必要性を主張。知名度を上げるため、ミニ集会や企業訪問などで浸透を図ってきた。現市政への批判票や無党派層の支持獲得を狙う。
山田氏は党福島相馬地区委員会などでつくる市政を明るくする会を軸に組織票固めを進める。即時原発ゼロ化などを強く訴え、支持層拡大を目指す。
立候補の届け出は午前8時30分から午後5時まで、市民会館で受け付ける。
同市の有権者数は9月2日現在、23万3307人(男性11万1797人、女性12万1510人)。
(2013年11月9日 福島民友・県内選挙ニュース)
|