「広野町長選」14日告示 8年ぶり選挙戦の見通し
任期満了に伴う広野町長選は14日告示、24日投開票で行われる。いずれも無所属で現職の山田基星氏(65)=2期、新人で前町議の遠藤智氏(52)の2人が立候補を表明しており、8年ぶりの選挙戦となる見通し。同町は東京電力福島第1原発事故で旧緊急時避難準備区域となり、役場機能の帰還から1年8カ月以上が経過したが、現在も約8割の町民が避難生活を続けている。復興に向け町政のかじ取り役を選ぶ選挙となる。
町選管は、避難している町民の投票機会を確保するため、選挙期間を通常の5日間から10日間に延長した。同日程で町議補選も行われるが、欠員1に対し新人1人が立候補を表明、無投票の可能性がある。立候補の届け出は14日午前8時30分から午後5時まで、広野町役場で受け付ける。
(2013年11月13日 福島民友・県内選挙ニュース)
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