「二本松市長選」17日告示 現新2氏が選挙戦へ
任期満了に伴う二本松市長選は17日告示され、24日の投開票に向けて7日間の選挙戦に入る。いずれも無所属で、3選を目指す現職の三保恵一氏(64)、新人の元市議新野洋氏(62)が立候補を表明、一騎打ちによる8年ぶりの選挙戦が確実となっている。
今回の市長選は2005(平成17)年の新市合併以降で3回目。震災と原発事故からの復興に向けて新たなかじ取り役を選ぶ選挙で、両陣営は活発な前哨戦を繰り広げている。
三保氏は市内全域に設けた約50の地区後援会を軸に支持固めを進めている。鈴木新美選対本部長は「厳しい選挙戦になるが、2期8年の実績を訴えるとともに後援会の支援をいただきながら、3期目に向け、正々堂々戦う」と述べる。
新野氏は自民党二本松総支部の推薦を受け、市政変革を前面に反現職勢力の結集を狙う。安斎文彦選対本部長は「選挙戦の1週間で、新野氏の描いた政策、訴えを1人でも多くの有権者に浸透できるよう進めていきたい」としている。
同日程で市議補選(欠員2)も行われ、新人2人が立候補を表明している。
(2013年11月16日 福島民友・県内選挙ニュース)
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