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「福島市長選」17日投票 県都復興、誰に託す
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期日前投票所で受け付けの順番を待つ有権者。投票者数は最終日まで伸び続け、関心の高さをうかがわせた=16日午後、福島市・コラッセふくしま
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東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興、復旧の在り方を争点に、現職と新人の3候補が舌戦を展開した福島市長選。16日に選挙戦最終日を迎え、各候補者は市内一円を巡り、「最後のお願い」を連呼した。期日前投票で投票者数が前回市長選を大きく上回り、関心の高さを示した選挙戦。17日の投開票に向けて、有権者は除染の加速化や雇用、福祉政策などを投票の基準に挙げた。県都のかじ取り役を誰に託すのか。投票の行方が注目される。
「放射線対策が一番の関心事。震災後、屋内外に整備された子どもの遊び場など重宝しているが、除染や健康管理の面でスピード感が足りないと感じている」。5歳と2歳の息子を持つ団体職員桜井美幸さん(30)は、投票で放射線への対応を重視する意向を示した。
選挙戦で各候補者が打ち出した子育てや教育への支援策を評価しながら、「それぞれの政策をしっかり見て判断したい。放射線への不安を抱えながら市内にとどまって子育てしている市民も多い。一人一人の事情を考慮した幅広い子育て支援策を実現させてほしい」と求めた。
会社員斎藤真伍さん(31)も「まだまだ除染が進んでいない。早急な除染完了に責任を持てる人を選びたい」と一票を投じる考えだ。また、若者の雇用を確保するための政策も判断材料とした。
(2013年11月17日 福島民友・県内選挙ニュース)
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